変動金利は上がらない?!

変動金利が変動しない理由

ここ10年〜20年住宅ローンを変動金利で借りた人はほぼ借りた時の条件から変わっていないという事をご存知でしょうか?
銀行の店頭で貸し出す変動金利は10年前は1%前後でした。現在は0.5%付近の水準です
それなのに1%付近の条件で契約した人は1%付近の金利をずっと払い続けています
実際に住宅ローンを利用してる人は一度は調べた事があるかもしれませんね
変動金利は下がってるのに自分のローン返済条件はなぜ変わらないのか?

この理由となるのが以下の図です

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金利推移
リーマンショック直前に少し上がった時期があったものの平成8年からほぼ横ばいの状況が続いています
でも銀行で借りる住宅ローンは2.475%などという高い利率ではないですよね?
これが住宅ローンの金利優遇幅です

H10 H15 H20 H25 H30
優遇幅 0.1% 0.5% 1.5% 1.6% 1.88%

基準となる金利2.475%から優遇幅の分を差し引いて最終的な変動金利を決めますよという事です
2.475% - 1.88% = 0.595%
上記が現在銀行が店頭で貸し出す場合の変動金利の数字です

  • 変動金利はずっと変わっていない(2.475%のまま)
  • 下がってるのは優遇幅が拡大している為

優遇幅は契約時の条件のまま変わりません

  • 1.88%で借りた人は金利の変動に関わらず常に基準となる金利の-1.88%となります

金利が上がるのか?優遇幅が縮小されていくのか?

金利が上がるときはまず優遇幅が縮小されていって最後に基準金利が上がるはずだ」と言う人がいます
過去最低水準の1.88%優遇幅で借りてる人は優遇幅変わらないのでそのままで、新規で借りた人の優遇幅がどんどん縮小されていく

本当にそうでしょうか?

歴史がもし繰り返すのであればH.19〜H.22の動きが参考になります
この時期(2009年前後)若干の好景気で金利が上がりました
銀行は店頭で表示する変動金利を維持するため優遇幅を拡大させました

つまり既存顧客の金利を上げて、新規のお客さんに貸し出す金利を現状維持としたのです
その後リーマンショックで景気は悪化し再び金利は下がりました。銀行はそれに合わせて優遇幅を縮小しています

もし金利が2.475%から2.95%に上がるとすれば優遇幅もそれに合わせて更に拡大するという予想になります

金利上昇があるとすれば、現在利用している変動金利金利は上がると思います